今夜は何を作ろうか

献立を考えながら保育園へダッシュする共働き夫

ふるさと納税でイクラ丼

ふるさと納税、3年ほど前からやっています。賛否ありますがサラリーマンができる数少ない効果的な節税手段だし逃す手はないです。

税額控除って所得控除と違って強烈ですよね。年収がそこそこあれば控除額も数十万、返礼品も相当なもの。米も肉も野菜もふるさと納税で貰ったものばかりで、あまり自分で買ってないです。10年続ければ子供の大学学費が出るくらい金額的なインパクトがあります。ふるさと納税に比べると年末調整での生命保険料申告による控除とかゴミですね。

僕の住む東京23区は制度上、ふるさと納税による収入は無い一方で、高所得者が多いことから税金の流出は大きいため、行政からは不満の声が多く出ています。先日も世田谷区長が、税収減を仮に保育園の建設に充てていたら待機児童がどうの、と言っていましたね。待機児童問題に何年も本腰を入れず、待機数ワーストを記録しておいて、こういう時だけ保育園増設の話を持ち出すのはどうなんだ・・と思いますが。

しかし、もともと都市部の税金を地方へ還流させるための仕組みなんだし、起こっていることは当初目的通りですよね。世田谷区長の話を受けて、首都圏の子育て世代はふるさと納税するべきじゃない、という高貴な意見も出ているようですが、僕はそうは思いません。世田谷に1億円与えて保育園作らせるより、田舎のなんとか町に1億円落とす方が子供の数はずっと増えるでしょう。みかんでもカマボコでも、1億円売り上げが増えれば、田舎の所得水準なら20人くらいの若者を新たに雇い入れられます。実際、昨年ふるさと納税をしたある自治体からのお礼状には、「皆様からのご好評にお応えして加工工場を増設しました!」と書いてあったりしました。当然雇用もそれなりに増えたはずです。職を得た若者が結婚すれば、田舎なら3人くらいは子供も期待できるとして、20人×3人=何と60人も子供が増えます。そしてこのうち半分でも20年後に東京に出てきて働いてくれれば、人手不足の解消にも大いに貢献するというものです。なので23区にお住まいでふるさと納税にいそしむ皆さんは、区長が税収減と保育園の建設・運営コストを関連付けて泣き言を言ったとしても、良心の呵責を感じる必要などはありません。堂々とふるさと納税しましょう。

というわけで、前置きというか言い訳が長くなりましたが、今日は北海道の白糠町からの返礼品であるいくらを使って、いくら丼を作りました。

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いくらだけだと寂しいので、食糧棚にあった納豆昆布といくらの二色丼にしました。それに水で戻すだけの海藻サラダ、大根の味噌汁。僕は大根の細切りと油揚げの味噌汁が好きでしょっちゅう作っているのですが、今日は残念ながら油揚げが冷蔵庫になく具は大根だけです。

ちなみにふるさと納税は「ふるさとチョイス」あたりを使っている人が多いと思いますが、ポイントも何もくれないのであまりお勧めできません。「ふるさとチョイス」はサイトはよくできているし、検索もしやすいので、返礼品を絞り込むためにだけ使いましょう。そして、実際に寄付するのは楽天からにすべきです。かつ、できれば楽天スーパーセールなどポイントが増量されるタイミングを狙います。セール中にポイント倍率の高い自治体へ寄付+楽天カードでの支払い+複数自治体を買い回り など工夫すれば寄付額の10%超のポイントが取れます。今日の献立の海藻サラダもビールもこうして稼いだ楽天ポイントで買ったものなので、材料費はほとんどゼロ。

ふるさと納税楽天ポイントの組み合わせは強烈なので、ぜひやってみてください。